2019/2/16 女王陛下のお気に入り
初めてブログを投稿します.あすと言います.よろしくお願いします.
これから私が見た映画を感想とともに書いて行くつもりです.
今日は,久々にTOHOシネマズで映画を見てきました.
普段は別のところで見ているので,なんだか新鮮な気分でした.
今日見た映画は,女王陛下のお気に入りです.
アカデミー賞の作品賞を含む10部門ノミネートしており,ララランドでもおなじみのエマストーンさんも出演しているということで,かなり期待をして見にいきました!!
監督はギリシャの奇才,ヨルゴス・ランティモスさん.私は聖なる鹿殺しでこの方を知りました.(むしろそれしかまだ見てません.)かなり変わったシュールな映画を撮るという評判の方ですね.
もしこの監督のオススメの映画があったら教えてください!!
感想の前に,この映画の簡単にあらすじを紹介します.
時は18世紀初頭.フランスと戦時中のイングランドが舞台になっています.イングランドの女王を務めていたアン女王.彼女は痛風を抱えたわがままで寂しがりやな人です.
そんなアン女王を操り人形として操っているのがレディ・サラ.アン女王とは対照的に,知性を兼ね備え,実質的な権力を握っています.彼女は嘘はつかないが,エリート系の嫌な女ですw
そんな宮廷に現れたのがエマストーン演じるアビゲイル.彼女はサラの従兄弟であり,父親の失態により上流階級から没落した人物です.なんとかもう一度上流階級にのし上がろうとしています.のし上がるためなら嘘でも泣きの演技でもなんでもする悪い女ですw
ここに,アン女王,アン女王を操るサラ,野心家アビゲイルのドロドロの三角関係のパワーゲームが中心となり話が進んでいきます.アン女王にサラとアビゲイルが取り入ろうと戦うわけです.
政治や戦争などの駆け引きなども随所に出てきますが,メインは人間ドラマを描いた作品になっています.
感想としては,ただただ面白かったですw
悪女を見るってのだけでも普通に面白いけど,このドロドロのドロドロのドロドロっていっても過言ではないくらいのドロドロっぷり.
映像美,衣装も素晴らしかったです.
宮殿内で話は進むので,画面全体を占める圧倒的な綺麗な絵は堪能できました.かと思いきや,露骨な性描写や汚いおじさんの裸なども飛び込んでくるので注意ですww
この映画の凄さや面白さは,女王様の魅力にあると思いました.
めちゃくちゃわがままで,めちゃくちゃ理不尽なことを言う.
わがまま,理不尽レベルが度を超えすぎてコメディの領域にまで達していた.
ただ,そのわがままの根底には孤独があって,なぜだか憎めない,むしろ無邪気な面もあって可愛らしいと思ってしまうシーンもあった.
この女王様に気に入られようと二人が策を巡らせるわけです.
面白くないわけがない.
女王演じたオリビアコールマンさんは主演女優賞撮るんじゃないかな?と思ってしまった.
星5つで評価をつけるなら,星4.1くらいですかね.
先週見たある映画が良すぎてその残像が少し残ってました・・・w.
明日はファーストマン見てきます.
それでは,また.