2019/2/11 バジュランギおじさんと小さな迷子
感想を書く前に,この映画,まだ見てない方は本当に見たほうがいいです.
小規模公開の映画で,やっている場所がかなり限られていますが,是非見に行くことをオススメします.
まだ今年始まったばかりですが,この映画僕にとって今年のナンバーワン映画になりそうです.
このブログを書き始めた理由にも,この映画を見て,映画の良さ,素晴らしさを少しでも多くの方に知ってほしいと言うのもあります.
幼い頃から声が出せない障害を持つシャヒーダは,治してもらうために,パキスタンの小さな村からなんでも願いが叶うと言われるインドのイスラム寺院に願掛けに行きます.しかし,その帰り道で母親と逸れてしまい,一人インドに取り残されてしまいます.
そんなシャヒーダが出会ったのは,正直者でお人好しなパワン(バジュランギおじさん)でした.ヒンドゥー教のハヌマーン神の強烈な信者であるバジュランギはハヌマーンの思し召しと,シャヒーダを預かることにするが,彼女がパキスタンのイスラム教徒だとわかり,驚愕します.長い年月,激しく対立するインドとパキスタン.
しかしバジュランギは様々な困難の中で,シャヒーダを家に送り届けることを決意し,パスポートもビザもない,国境越えの二人旅がスタートします.
いやーーーーー.もう見てて楽しいし,ワクワクするし,ドキドキするし,ボロボロに泣けるし,もうなんなの.神ってレベル.
小さな映画館で見たのですが,僕の左右に座っていた方も途中から号泣してたので僕も心置き無く泣きまくりました.
2時間40分とかなり長めの映画なのですが,もっと見たい!!え?もう終わり?と言う印象でした.
インド映画を見たのは昨年見たパッドマン以来.あの映画もすごかった.
映画の構成もよく考えられており,素晴らしかった.加えて,インド映画らしさも随所に入っており,急に踊り出すシーンなんかは本当に見ていて楽しいし,歌も素晴らしかった.繰り返し同じ曲が使われているので,思わず口ずさんでしまうほどだ.
インドやパキスタンの宗教感が結構話に盛り込まれていますが,それもいい感じで作品のテーマの一部として取り入れられていました.
バジュランギや周囲の人々の愛がとにかく溢れていて,それが画面越しにビンビン伝わってくる.
シャヒーダ役の子も演技うますぎる.あんな顔されたら守るやん!!守るしかないやん!!普通!!
記者の人もどんだけ協力的なんだよ!!ついさっきまで敵やったやん!!!どんだけいいやつなんだよ!!!!泣けるから,頼むからやめておくれ!!!!!
最後の川のシーン.......
泣くやん....当たり前やん....
ハンカチポケットに入ってたからよかったけど,なかったらどうなってたことか....
袖が涙と鼻水でびしょびしょになってたかも...
終わってトイレ行ったらみんな鼻すすってて,泣いてて,すごい映画でしたねって声かけられて,もう凄かった.
感想書いてたら,思い出して涙出てきた.
それくらい素晴らしい作品でしたのでみなさま是非劇場で!!!
多分ですがこの映画僕の今年のナンバーワン映画になりそうです.
少なくともトップ3には絶対入ります!!先に予告しておきますw
評価点:星5つ!!!!!!!!!!!!